~目次~
紹介編 (Prominence3Dについて)  
基礎編① パーティクルの動かし方 基礎編② ノードの親子関係
応用編① レーザーっぽいエフェクト 応用編② 斬撃っぽいエフェクト
使ってみた感想  

最初に、簡単なエフェクトを作りながらノードの扱い方についてまとめます。この最初の部分だけが少しややこしくて、後はProminenceと同じように直感的に操作できます。体験版でも画像出力以外は全く同じように使えるから皆もエフェクト作ろう!(宣伝

基本的な操作は作者様サイトのマニュアルが分かりやすいです。自分はマニュアルを読んだだけじゃ良く分からなかった所を書きます。

 

画面構成

bandicam 2016-05-22 13-56-54-358

  • 画面左上 マテリアルパネル(素材の管理)
  • 画面左下 ノードパネル(パーティクルを発生させるノードを管理)
  • 画面右  オプションパネル(パーティクルを制御する。【発生源】【色】【移動】【回転】等のタブを持つ)

 

パーティクルの動かし方

ProminenceとProminence3Dとの重要な違い、その一つが「発生源の位置、形状が選べること」です。同じ画像を同じ速度で動かす場合であっても、発生源の形状によって見た目は大きく変わります。

パーティクルは「指定した"発生位置"の座標からパーティクルが生成された座標までの直線」に沿って飛んで行きます。

例えばノードの発生位置を(0,0,0)、サイズを(30,30,30)、範囲は表面、移動速度を11とします。
この時、パーティクルの飛び方は以下のように変化します。

  • 形状が「円(垂直)」
  • 形状が「円(水平)」
  • 形状が「球」
  • 形状が「半球」
  • 形状が「直方体」

広角弾_円_垂直 発生源の形状が「円(水平)」 広角弾_球 広角弾_半球 広角弾_直方体

発生源の形状が円なら円周で、球なら球の表面でパーティクルが生成され、原点から離れる方向にパーティクルが飛んでいきます(速度が正の場合)。移動タブの「一方向」にチェックを入れるとこのお約束を無視して全てのパーティクルが同じ方向に飛んでいきます。ちなみに、自分は直方体を良く使います。サイズを(5,20,0)とかにして長方形として使うことが多いですかねー。

 

エフェクト作成例【広角弾】

spread_shot

上のGIFアニメのようなエフェクトを作ってみます。必要な画像はProminence3Dの「素材」フォルダにあります。ツール作者様曰く「素材とサンプルはご自由にどうぞ」ということなので、この素材で作ったエフェクトを自分のゲームに組み込んでも問題無し!

軌跡A_赤軌跡A_青軌跡A_黄 使う画像(軌跡A_赤、軌跡A_青、軌跡A_黄)

  • (広角弾の作り方)

    • Prominence3Dを起動して、新規作成
    • Prominence3Dの「素材」フォルダに入っている画像「軌跡A(3種類)」をマテリアルパネルにドラッグアンドドロップ

      • 素材が追加されます。
    • ノードパネルの「ノード1」を操作する

      • 【発生源タブ】位置を(0,0,0)、形状を「円(垂直)」、サイズを(5,5,0)、範囲:表面、  とする。
      • 【移動タブ】速度12、【発生タブ】個数15個、期間1~1フレーム、【カメラの設定】 カメラ位置(視点) (0,0,-100)、とする。
      • これで、円の中心から放射状に画像が飛んでいきます(画像左)

広角弾_途中1 広角弾_途中1_1 広角弾_途中1_2

  • 次に【発生源タブ】のオプション「等間隔」をチェックすると等間隔に画像が飛んで行きます(画像中央)
  • そして【画像タブ】テクスチャの設定を「軌跡A-青」にすると、原点を中心に軌跡Aの画像が放射状に飛んでいきます。(画像右)ただし、向きを正しくするために【形状タブ】「進行方向を向く」にチェックを入れ、自転の回転角を「Z軸」180°一定とします。

bandicam 2016-05-22 14-12-21-879 bandicam 2016-05-22 14-22-48-321 【回転】タブで自転をZ軸180°一定に。

  • 更に、【色】タブの不透明度を操作して、弾が徐々に消えるようにします。
  • 不透明度や速度、回転角度の曲線は一度作ったら他のノードにコピペ出来ます。

bandicam 2016-05-22 14-31-40-540 カラー【不透明度】の設定。

  • そして【サイズ】タブでサイズを20に変更。これで、青い弾の画像はOKです。

bandicam 2016-05-22 14-38-19-028

  • 最後にノード1を2回コピーして、同じノードを3つ用意します(ノードパネルの「ノードを複製する」)

    • 【発生】タブの期間を、それぞれ1~1フレーム、 10~10フレーム、 20~20フレーム、とします。
    • 【画像】タブのテクスチャを、それぞれ「軌跡A_青」「軌跡A_黄」「軌跡A_赤」、とします。
  • 完成です。お疲れ様でした! 一部書き忘れがあるかもですがご勘弁を…

こうしてみると、簡単なエフェクトなのに手順が凄く多いですね…(滝汗) ただ、実際の制作ではProminence3Dに入っているサンプルエフェクトを改造して作り始めることが多いです。この記事はあくまで参考ということで、実際の制作では、まずサンプルエフェクトを色々いじってみるのがオススメ。

次は、ノードの親子関係を使ったエフェクト作成を説明します。

→次の記事へ(基礎編②)